【簡単図解】クラウドPBXとは?特徴・メリット・料金を徹底解説
クラウドPBXとは、スマホやパソコンなどを活用した、ビジネスフォンに代わる新しい仕組みを用いたサービスです。
従来は専用の電話機が必須かつオフィスに縛られていた電話業務が、クラウドPBXならスマホを使ってどこにいても可能に。
テレワーク推進や電話業務の効率化に向けて、クラウドPBXに切り替える企業が続々と増えています。
そこで本記事では、「クラウドPBX」に少しでも興味をお持ちの方に向けて、大きく分けて次の5点を分かりやすく解説します。
- クラウドPBXの特徴とビジネスフォンとの違い
- クラウドPBXの7つのメリットと4つのデメリット
- 導入コストや月額料金などの費用面
- クラウドPBXの導入をおすすめする企業
今の通信環境の見直しや電話業務の効率化を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。
この記事のもくじ
この記事の監修者
この記事の監修者 登 雄三
(のぼり ゆうぞう)
保有資格:
工事担任者(AI・DD総合種)
/電気工事士
2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国でビジネスフォン・複合機・防犯カメラなどの機器販売や、電話・電気・LAN工事、VPN構築を手掛ける。
2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国でビジネスフォン・複合機・防犯カメラなどの機器販売や、電話・電気・LAN工事、VPN構築を手掛ける。
クラウドPBXとは?
「クラウドPBX」とは、従来はオフィス内に設置していたPBX(主装置)をクラウド化することで、ビジネスフォンの機能をインターネット上で利用可能としたサービスです。
従来のビジネスフォンでは、「主装置」という物理的な機器を設置することにより、複数の電話機で内線・外線・転送などの機能が使えていました。
しかしクラウドPBXなら、この主装置をクラウド上に設置するというイメージなので、場所を問わずネット環境があればどこでもビジネスフォンと同じように電話が使えます。
では次に、そもそも「クラウド」「PBX」とは何なのか解説していきます。
クラウドPBXの「クラウド」とは?
「クラウド」とは、インターネットなどのネットワーク経由でユーザにサービスを提供する仕組みです。
身近な例を挙げるとGmailやMicrosoft Office 365(オフィスソフト)、Dropbox(オンラインストレージ)などで、スマホやPCでインターネットにアクセスすれば誰でも利用可能。
かつては何かサービスを利用するとき、ハードウェアを購入したり、ソフトウェアをインストールするのが主流でした。
しかしクラウドの登場により、オンライン上で気軽にサービスを使ったりデータのやり取りが可能になったわけです。
クラウドPBXの「PBX」とは?
「PBX(Private Branch Exchange)」とは、一言でいうと「構内交換機(電話交換機)」です。
具体的にはオフィス内の電話機をコントロールする物理的な装置で、このPBXを設置することにより複数の電話機で内線・外線・転送などの機能を利用できます。
従来のビジネスフォンの場合、各電話機は必ず有線でPBXに接続しなければならないため、オフィス内でしか通話ができませんでした。
そこでクラウド上のPBXを利用する「クラウドPBX」なら、ネット環境されあればオフィスの外でも会社電話が使えるため、業務効率向上につながるわけです。
そのためオフィスに設置するのは一般的に「主装置」と表現されますが、この記事では分かりやすいよう「PBX=主装置」として記載します。
従来のビジネスフォンとクラウドPBXとの違い
では次に、「従来のビジネスフォン」と「クラウドPBX」を比較すると、大きな違いは以下の2点です。
- 物理的装置の有無
従来のビジネスフォンはオフィス内の物理的なPBX、クラウドPBXはインターネット上のPBXを利用します。 - 利用回線
従来のビジネスフォン環境では固定電話回線を使い、クラウドPBXではインターネット回線(光回線)を使います。
従来のビジネスフォンの場合、会社番号での発着信や内線通話、転送ができるのは、主装置と有線接続された電話機のみでした。
一方クラウドPBXを導入すれば、オフィス内にPBXを設置する必要がないだけではなく、専用の電話機も不要。
インターネット環境のある場所ならどこでも、電話機のほかにスマホやパソコンを使って代表番号での発着信ができるようになります。
クラウドPBXは、いわば社員のスマホをビジネスフォン化できる全く新しいサービスなのです。
クラウドPBXで利用できる電話番号
クラウドPBXでは、以下の電話番号を使えます。
- 市外局番(東京03や大阪06などのいわゆる「0ABJ番号」)
- 050番号
- フリーダイヤル(0120や0800)
新しい電話番号を発番することもできますが、現在会社で使っている代表番号を引き継ぐことも可能です。
ただ既存番号の引き継ぎに関しては、条件によってはできないサービスもあるので、導入前に必ずベンダーに確認しましょう。
※引き継ぎができるかどうかは、お客様の状況によって複雑ですので、まずは問い合わせることをおすすめします。
クラウドPBXで利用できる端末
クラウドPBXでは、以下のような端末を電話機として使います。
- スマホ
- タブレット
- パソコン
- SIPフォン(インターネット回線を使う電話機)
「スマホ」や「パソコン」、「タブレット」の場合は、デバイスに専用アプリをインストールするだけで簡単に利用可能です。
「SIPフォン」は従来の卓上電話機と見た目は同じですが、電話機には電話線ではなくLANケーブルを挿し、インターネットと接続して通話します。
クラウドPBXの機能
クラウドPBXは従来のビジネスフォンよりも便利だと分かったとはいえ、「機能」について気になる方も多いのではないでしょうか。
使い慣れたビジネスフォンの機能が使えないのであれば、導入したところで業務の効率化にはつながりません。
そこで次に、従来のビジネスフォンと比べてクラウドPBXではどのような機能が使えるのか詳しく解説していきます。
従来のビジネスフォンと同等の機能を搭載
結論からお伝えすると、クラウドPBXでは、従来のビジネスフォンの機能がそのまま使えます。
機能面に不足などは一切ないため、今お使いのビジネスフォンからクラウドPBXに切り替えたところで、電話業務に不便に感じることはありません。
いくつか具体的に挙げると、会社番号での外線の発着信や社員同士の内線通話、保留転送、留守番電話など、あらゆる機能が利用できます。
つまり、「会社電話がオフィス内でも外出先でも、自宅でもどこでも使えるようになった」とイメージしてください。
クラウドPBXの独自機能
クラウドPBXでは、従来のビジネスフォンにはないクラウドだからこそできる便利機能も使えます。
具体的な機能はサービスにより異なりますが、例として以下のような機能を使えます。
- 会社番号の発着信がどこでも可能
スマホを使って場所を問わずに会社番号が使える - 顧客情報自動表示機能
着信時に顧客情報を自動表示できる - インターネットFAX機能
インターネット上でファックス通信ができる - グループチャット機能
チャット機能で社内連絡を個別または一斉に行える - 勤怠管理機能
現在位置表示や勤務状況管理などを行える
これらの便利機能のおかげで、従来のビジネスフォンよりもはるかに業務効率がアップします。
クラウドPBXの便利機能についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
クラウドPBXの7つのメリット
クラウドPBXには、従来のビジネスフォンと比較して様々なメリットがあります。
- どこにいても会社の電話番号で発着信できる
- 導入がスムーズで増設や移設が簡単にできる
- 電話機を購入する必要がない
- 通話料金を抑えられる
- 簡単に私用電話と仕事の電話を切り分けできる
- 保守点検やアップグレードを気にしなくてよい
- 電気料金も節約できる
なぜ今企業がクラウドPBXの導入を始めているのか、理由を詳しく解説します。
どこにいても会社の電話番号で発着信できる
クラウドPBXの最大のメリットが、どこにいても会社の代表番号で発着信できることです。
従来のビジネスフォンの場合、各電話機はPBXと電話線で接続しなければならず、電話業務はオフィス内に限られていました。
しかしクラウドPBXなら、電話機だけではなくスマホやタブレットなどの端末でインターネット環境があればどこでも会社の電話番号を使用できます。
また会社の代表番号を使うことは、社会的信用の観点から大きなメリットがあります。
取引先や顧客と連絡を取り合う際、携帯番号でやり取りするよりも、市外局番などの固定番号が表示された会社の電話番号のほうが信頼されやすいです。
導入がスムーズで増設や移設も簡単にできる
クラウドPBXは、大掛かりな工事不要でスムーズに導入でき、増設や移設も簡単にできる点も魅力です。
従来のビジネスフォンの場合、電話機・主装置の設置や配線工事が必要なので、申し込みから利用開始までに1ヵ月以上かかることも珍しくありません。
しかしクラウドPBXならそれらの作業が不要で、中には最短即日で導入可能なサービスもあります。
また移設は配線工事など不要でスピーディ、増設も端末にアプリを入れるだけで簡単な点も大きなメリットです。
電話機を購入する必要がない
クラウドPBXは社員のスマホなどで利用できるため、わざわざ電話機を購入する必要がありません。
新品なら1台4万円ほど、中古なら1万円ほどの電話機が不要で、大幅に導入コストを抑えることができます。
また少なくとも20万円ほどかかる高額な主装置も購入しなくて良いので、スタートアップ企業など、なるべく資金を抑えて電話環境を構築したい場合にもおすすめです。
通話料金を抑えられる
クラウドPBXは従来のビジネスフォン(アナログ回線、ISDN回線)と比較して、通話料金も大幅に抑えられます。
従来のビジネスフォンは距離に応じて通話料が割高になりますが、クラウドPBXでは距離に関係なく、全国一律8円前後/3分しかかかりません。
さらに外出中の社員や離れたオフィスで働く社員に架電する際も、外線通話ではなく無料の「内線通話」が可能なところもクラウドPBXの大きな魅力です。
また携帯電話の「かけ放題プラン」の基本料金と比べても、クラウドPBXの基本料金は安く済みます。
簡単に私用電話と仕事の電話を切り分けできる
クラウドPBXのシステムでは社員のスマホを使うことが多いものの、私用・仕事電話の切り分けを簡単にできるため安心です。
会社の電話の発着信はアプリを経由し、プライベートの電話はアプリを使わなければ良いだけです。
そのため社用携帯のように2台持ち歩く必要がない上に、経費精算の際にわざわざ業務利用分の明細を取る手間もかかりません。
経理担当の手間を軽減する意味でも、便利なサービスです。
保守点検やアップグレードを気にしなくてよい
保守点検やアップグレードに関して、クラウドPBXの場合はベンダーが請け負うため自社での対応は不要です。
従来のビジネスフォンの場合は、社内に電話機や主装置を設置するため定期的なメンテナンスが必要。
しかしクラウドPBXなら、サービスを提供しているベンダーが全て請け負うので、機器の点検・メンテナンスにかかる手間やコストを削減できます。
電気料金も節約できる
意外と思われるかもしれませんが、クラウドPBXは従来のビジネスフォンと比較して電気料金も安くなります。
従来のビジネスフォンでは数百Wの電力が四六時中かかりますが、クラウドPBXでは社員のスマホなどを活用することで、それだけ電気代を抑えられます。
電気料金が高騰している昨今においては、大きなメリットと言えるでしょう。
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クラウドPBXの4つのデメリット
クラウドPBXにはメリットだけでなく、以下のようなデメリットも存在します。
- 月額利用料がかかる
- 音声品質の劣るメーカーや機種がある
- 市外局番を引き継げない場合がある
- 利用できない電話番号がある
これらのデメリットとメリットを比較検討した上で、クラウドPBXを導入するか判断しましょう。
月額利用料がかかる
クラウドPBXを利用するには、月額利用料金がかかります。
オフィス内に設置したPBXを使うのではなく、クラウド上のサービスをいわば「借りる」ため、毎月利用料金を支払わなければなりません。
サービスによっては長く使うとランニングコストが思いのほか高くつくケースもあるため、費用計算を慎重に行う必要があるでしょう。
ただしクラウドPBXは、従来のビジネスフォンと比べて初期費用が安い上にリース契約などの縛りもないため、負担なく導入できるという大きなメリットもあります。
音声品質の劣るメーカーや機種がある
メーカーの中には、通話品質の低いクラウドPBXのメーカーや機種もあります。
クラウドPBXの音声品質は、インターネットの通信状況や信号を送受信する機器の品質によって左右されるため、提供者の開発・技術力の影響を受けるためです。
そのためサービスを選ぶ際は、通話品質の高さを謳っていて、かつ実績豊富なメーカーを選ぶことが重要になります。
しかし日常的にスマホで通話をしている際に、相手の声が一時的に途切れることがあるのと同様、ビジネスにおいても大きな問題にはなりにくいと言えます。
市外局番を引き継げない場合がある
契約するサービスや現在使用中の電話番号の種類によっては、クラウドPBXに切り替えた際に電話番号を引き継げないケースがあります。
具体的には回線キャリアを変更する必要がある場合で、基本的に現状の回線契約がNTT以外の場合、クラウドPBXに切り替えると番号が引き継げません(番号消失)。
ただ番号引き継ぎの可否はお客様の利用状況によって異なる上に、条件も大変複雑なので、正確に知りたい方はサービスを提供するベンダーに確認することをおすすめします。
利用できない電話番号がある
クラウドPBXでは、一部の電話番号にかけられません。
たとえば緊急発信(110番や119番など)で、他にも以下のような番号に発信できないので注意しましょう。
- 104(番号案内)
- 114(話し中調べ)
- 117(時報)
- 118(海上保安機関)
- 177(天気予報)
詳細は割愛しますが、一部の電話にかけられないのはクラウドPBXに対する規制が原因。
クラウドPBXでは、実際いる場所とは異なる市外局番(例:東京03や大阪06)利用できますが、それだと通報者の位置情報と実際の位置に差異が出て混乱を招く恐れがあるからです。
アプリ経由ではなく標準の電話で短縮ダイヤルを発信すれば良い話ですので、大きなデメリットではありません。
クラウドPBXの導入費用と月額費用
便利機能やメリットが豊富なクラウドPBXですが、「料金面」が気になっている方も多いのではないでしょうか?
どんなに便利でも、導入や運用に高額な料金がかかるのであれば魅力は半減してしまいます。
結論からいうと、クラウドPBXの初期費用やランニングコストはリーズナブル。
そこで続いては、クラウドPBXの導入費用と月額費用の目安をご紹介します。
導入費用
クラウドPBXの導入費用としては、以下の費用が発生します。
- クラウドPBX導入費用:サーバー登録やシステム設定など
1~10万円ほど(ベンダーにより変動あり) - 電話機
無料(社員のスマホなどを使う場合)
参考までに、従来のビジネスフォンの費用と比較してみましょう。
■従来のビジネスフォン
- 導入費用(機器代+設置料金):数百~数千万円
- 電話機:2~3万円前後/1台あたり
- 導入費用(主装置や工事費):数十万円~
- 電話機:2~3万円前後/1台あたり
規模を問わず、従来のビジネスフォンの導入には、クラウドPBXと比較して多額の料金がかかるのが明らかです。
月額費用
続いては、クラウドPBXのランニングコストを見てみましょう。
- 月額利用料金
1,000~2,000円前後/回線(ベンダーによる) - オプション利用料金
1,000~5,000円(機能による) - 外線通話料金
固定電話へ:距離にかかわらず8円前後/3分
携帯電話へ:16円前後/1分
参考として、従来のビジネスフォン(アナログ回線、ISDN回線)の外線使用料金(NTT)と比較してみましょう。
■従来のビジネスフォンの外線使用料金(NTT)
- 固定電話(昼間・税込)へ
9.35円/3分(県内区域内)、44円/45秒(県内60km~)、22円/90秒(県外隣接~20km)、88円/22.5秒(100km~) - 携帯電話へ
17.6円/1分
従来のビジネスフォンだと通話料が距離に応じて変動しますが、クラウドPBXの場合、距離に関係なく通話料が割安なので安心です。
クラウドPBX導入をおすすめする企業とは
クラウドPBXは具体的にどのような企業が導入すべきサービスなのでしょうか?
イメージを深めるために、クラウドPBXが真価を発揮するケースを具体的に見ていきましょう。
テレワークを推進したい
クラウドPBXは、「テレワーク」を推進したい企業におすすめです。
ネット環境さえあれば、場所に制限なく会社番号で発着信できるほか、オフィスにいる社員や別拠点で働く社員とも無料で内線通話できます。
電話業務がオフィスに縛られていた従来のビジネスフォンのように、居場所の制限がありません。
働き方改革が声高に叫ばれる昨今においては、時代の流れに沿ったサービスだと言えるでしょう。
社員の出張や外回りが多い
ネット環境さえあれば場所を問わずスマホで会社番号が使えるため、社員の出張や外回りの機会が多い企業にもおすすめです。
取引先から会社に電話がかかってきた際、オフィスの外にいてもリアルタイムで取り次げるため、折り返し対応が不要でスムーズな応対が可能。
「外出中の社員と連絡を取りたいタイミングで電話がつながらず困る」といった、よくあるお悩みを解消します。
通信コスト削減を目指している
クラウドPBXは、電話料金を含むコスト削減を達成したい企業にもおすすめです。
先述のとおりクラウドPBXの通話料金は、従来のビジネスフォンよりリーズナブルです。
遠方の相手へ頻繁に架電する会社であれば、クラウドPBXに移行することで大幅なコスト削減を達成できるでしょう。
またクラウドPBXなら、専用の電話機や主装置が不要のため、機器の導入・設置費や工事費も大幅に削減できます。
オフィスの新設・移転・支店立ち上げの見込みがある
さらに、オフィスの新設や移転、支店の立ち上げにおいても、クラウドPBXが優れています。
従来のビジネスフォンの場合、専門業者による設置・回線工事が必要なので、機器レイアウトを新たに考える手間や機器購入コストが大きな負担に。
一方クラウドPBXでは工事不要なため、そのような手間も導入コストも削減できます。
たとえばオフィスの新設、移転、支店の出店の際に、クラウドPBXであれば以下のような作業だけで導入可能です。
- オフィス新設:電話回線契約・ルーター設置、データ設定のみ
- オフィス移転:電話回線・ルーターの移動、設定でOK
- 支店の出店:スマホにアプリをインストール、設定のみ
さらに、レイアウト変更の場合は一切作業はありません。
クラウドPBXであれば、これまでのビジネスフォンのように数万円かけて配線・設置工事をする必要がなく、手間やコストも削減することが可能です。
事業規模の拡大・縮小が予定されている
事業規模の拡大や縮小の可能性があるケースにもおすすめです。
クラウドPBXを利用するには、アカウントを追加して専用アプリをインストールするだけなので、利用人数の増減に合わせて簡単に接続数を調整することが可能。
また規模縮小や閉鎖の場合も、既存の設備を処分する手間がありません。
海外拠点を持っている
クラウドPBXは、海外に拠点を持つ企業にもおすすめです。
従来のビジネスフォンの場合、海外拠点はおろか、オフィスの外にいる社員と内線でつなげることができませんでした。
しかしクラウドPBXなら、インターネット環境さえ整っていれば、海外を含め離れた拠点の社員と無料で内線通話ができます。
これにより国内外の拠点間通話が無料になるほか、社内の電話の取り次ぎもスムーズになります。
月額98円~!おすすめのクラウドPBX
「できるだけコストを抑えて業務効率化したい」とお考えの方は、ぜひ『OFFICE PHONE』をご利用ください。
『OFFICE PHONE』の魅力の一つは、その「安さ」と「信頼性」です。
キャンペーンを適用することで初期費用を0円にできるほか、ライセンス料金は1端末あたり月額98円からと、リーズナブルな料金体系です。
(※月額料金は3,400円~)
使う端末数が増えても、端末1台あたりのコストが圧倒的に安いため、低コストでテレワーク推進や業務効率化を図れます。
価格の安さから「問題なく使えるの?」との不安の声をいただくこともありますが、実際に電話対応が中心となるコールセンターでも採用されているほどの実績があります。
『OFFICE PHONE』の強み
『OFFICE PHONE』の魅力はリーズナブルな料金だけではありません。
ほかにも以下のような強みがあります。
- 19年の開発研究にもとづく国内最高レベルの品質
- 最短当日開通も可能なスピード導入
- 改良を重ねた音声変換エンジンによるビジネスフォン同等以上の音質
- 無料の便利機能が多数(CTI・ネットFAX・グループウェア・名刺管理など)
- ITプロ技術者からの手厚いサポート(設定方法や使い方のアドバイスなど)
- 市外局番はじめ大半の電話番号を継続利用可能
優れた機能と料金体系を持つ『OFFICE PHONE』は、すでに導入累計数2万社以上を超える実績をほこります。
導入企業の業界は多岐に渡り、その中には電話での応答業務をメインとするコールセンターも含まれています。
導入するビジネスフォンの機器に対してシビアな選定をおこなう事業者に選ばれるほど、「OFFICE PHONE」は品質面での信頼性が高いということです。
機能面の詳細や料金体系については、ぜひお気軽にお問い合わせください。
・オフィス機器総合販売「OFFICE110」
・フリーダイヤル:0120-595-110
まとめ
クラウドPBXは、従来のビジネスフォンと比較して発着信の自由度が格段に増した、新しい電話サービスです。
従来のビジネス電話環境と異なり、導入コストや手間がきわめて少なく、最短即日から利用開始することもできます。
月額料金はかかるものの、発信が多い企業はコストパフォーマンスの高さを十分に味わえるでしょう。
テレワークの推進・業務効率の向上・災害時対策などの目的にあった通信手段を探されている企業のみなさまには、「DX化」の一環としてクラウドPBXの導入検討をおすすめいたします。
弊社では、『OFFICE PHONE』の無料トライアルを実施しております。
音質や使い勝手などを一通りお試していただけるため、導入を検討する際のよい判断材料になるでしょう。
クラウドPBXの魅力を体験したい方は、ぜひ以下のフォームよりご連絡ください。