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【2023年最新】クラウドPBXおすすめランキング!厳選TOP5

【2023年最新】クラウドPBXおすすめランキング!厳選TOP5

クラウドPBXの「サービス選び」にお悩みの、企業の担当者様必見です。

本記事では、まずはクラウドPBXの基本情報をわかりやすく解説した上で、おすすめサービスをランキング形式で5社ご紹介します。

各サービスの特徴・料金・おすすめポイント・口コミまでご紹介するので、最後まで読むとあなたの企業に最適なクラウドPBXがわかるでしょう。

「安心して使える人気のサービスを選びたい」「口コミまでしっかりと把握した上で自社にベストなサービスを選びたい」という方は、最後まで必見です。

この記事のもくじ

    くらうどんこの記事の監修者

    登 雄三

    くらうどんこの記事の監修者 登 雄三
    (のぼり ゆうぞう)

    保有資格:
    工事担任者(AI・DD総合種)
    /電気工事士

    2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国でビジネスフォン・複合機・防犯カメラなどの機器販売や、電話・電気・LAN工事、VPN構築を手掛ける。

    2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国でビジネスフォン・複合機・防犯カメラなどの機器販売や、電話・電気・LAN工事、VPN構築を手掛ける。

    スマートフォンがビジネスフォンになる!クラウドPBXならOFFICE110の「OFFICE PHONE」

    クラウドPBXとは?従来のビジネスフォンとの違い

    クラウドPBXの利用イメージ

    クラウドPBXのランキングを発表する前に、クラウドPBXの仕組みと特徴、そしてメリット・デメリットを簡単におさらいします。

    「クラウドPBX」とは、従来のビジネスフォンではできなかった電話業務を実現する、画期的な電話システムです。

    具体的にどういった点が画期的なのか、サービス内容をひもといていきましょう。

    クラウドPBXの仕組み

    ビジネスフォンとクラウドPBXの違い

    クラウドPBXは、従来はオフィス内に設置していたビジネスフォンの主装置(PBX)をクラウド化し、インターネット上で通信・通話を可能とする電話サービスです。

    図にあるように、主装置と電話機はインターネットを通して接続されます。

    主装置につなぐ電話機には、以下の端末があります。

    • スマホ
    • タブレット
    • PC
    • 固定IP電話機(ビジネスフォン)

    これらの端末は、光回線やモバイル回線(4Gや5G)などのインターネット環境があれば、どこからでも主装置と接続可能です。

    クラウドPBXの特徴

    クラウドPBXとは

    クラウドPBXの最大の特徴は、主装置を利用する電話業務を場所の制限なくおこなえることです。

    従来のビジネスフォンの場合、電話業務ができるのはオフィス内だけでした。

    これは、主装置がオフィス内に設置されて、ビジネスフォンとは電話線で有線接続されていたためです。

    オフィスの外へ出たら、オフィスにかかってくる電話を受けたり、オフィスにいる同僚と内線電話をかけたりすることはできませんでした。

    これに対し、クラウドPBXではインターネット環境さえあれば、どこでもスマホを主装置と接続できます。

    そのおかげで、オフィスの「外」でも、オフィス内にいるのと同じように電話業務を行えます。

    クラウドPBXのメリット・デメリット

    では次に、クラウドPBXのメリット・デメリットを簡潔にまとめてご紹介します。

    ■クラウドPBXのメリット

    • 工事不要!最短即日で導入できる
    • 電話機や主装置の導入コストを削減できる
    • 場所を問わずスマホで無料内線通話ができる
    • どこからでも会社代表番号での発着信が可能
    • 通話料金が総じて安い
    • 日常業務やテレワークに便利なオプション機能も使える
    • 利用端末の増減が簡単・スピーディ
    • 災害や緊急事態に備えてBCP対策ができる

    ■クラウドPBXのデメリット

    • 緊急番号など発信できない番号が存在する
    • 通話品質はベンダーによりばらつきがある
    • 既存の会社代表番号を引き継げないサービスもある
    • 初期費用は安いが月額料金がかさむ
    • 停電時にサービスを利用できない場合がある

    クラウドPBXのメリット・デメリットの詳細は、以下の記事をご覧ください。

    クラウドPBXのメリット・デメリットを解説|失敗事例と対策も公開

    クラウドPBXおすすめランキングTOP5|総合評価から厳選

    ここからは、クラウドPBXのおすすめランキングとして、以下の5つのサービスをご紹介します。

    • 『OFFICE PHONE』(株式会社ベルテクノス)
    • 『03plus』(株式会社グラントン)
    • 『MOT/TEL』(株式会社バルテック)
    • 『クラコール』(株式会社三通テレコムサービス)
    • 『ひかりクラウドPBX』(NTT東日本・NTT西日本)

    各サービスの特徴・料金・おすすめポイント・口コミをご紹介しますので、自社ニーズと照らし合わせてご検討ください。

    なお料金については、最低限の初期費用や月額料金を記載しています。
    各企業の状況によってつけるオプションの費用は含めていません。

    口コミ情報は、公式サイトやTwitter・法人向けクラウドサービスの比較サイト「BOXIL SaaS」などを出典にしています。

    『OFFICE PHONE』(株式会社ベルテクノス)

    スマートフォンがビジネスフォンに。次世代クオリティのクラウドPBX「OFFICE PHONE」

    『OFFICE PHONE』は、弊社、株式会社ベルテクノスが提供するクラウドPBXです。

    弊社はクラウドPBXのベンダーとしてだけでなく、全メーカーのオフィス機器販売や工事を請け負う総合サービスも展開しております。

    クラウドPBX『OFFICE PHONE』はサービスの一つで、導入企業は2万社以上、音質のよさが問われるコールセンターでの採用実績もあります。

    料金

    『OFFICE PHONE』の料金は以下のとおりです。

    • 初期費用:無料
    • 月額料金(税別):基本料金3,400円~、ライセンス料金98円~/端末
    おすすめポイント

    『OFFICE PHONE』のおすすめポイントは以下のとおりです。

    総務省の品質基準で最高位の「クラスA」を獲得した音質

    NTT系の光回線を利用するサービスであるため、通話品質は随一です。

    既存の固定電話番号の引き継ぎ可能でそのまま使える

    番号ポータビリティ対応番号であれば、いま使用中の固定電話番号をそのまま利用可能です。
    番号が変わることによる各種変更作業が不要なため、余計な手間をかけずにクラウドPBXのメリットを味わえます。

    端末1台あたりのライセンス料金が98円~と安い

    基本料金に加えてライセンス料金がかかりますが、端末1台あたり98円~と超低コストなため、従業員が多い職場でもリーズナブルです。

    IT活用やネットトラブルの対応など、業務環境全般について相談できる

    ITを使った売上向上や経費削減のアドバイスをするサービス、100人以上のIT専門スタッフがソフトやネットに関する質問に対応するサービスなど、クラウドPBX以外でも頼りになる仕組みが整っています。

    口コミ

    『OFFICE PHONE』の口コミ情報を見てみましょう。

    ネットワークの保守なども絡めてまとめてパッケージ化できることが決め手でした。社員のみんなで使うことを考えると保守含め、1社に委託するほうが楽だと思ってお願いしました。

    弊社はセキュリティやビジネスフォンなど電話やネットワークに関連する幅広いサービスを提供しているため、「クラウドPBX導入もセキュリティ対策もワンストップで依頼したい」という方におすすめです。

    実際に問い合わせてみると、電話口で親身になって仕組みを教えて頂いて。「それじゃここでいこう!」とすぐに決めました。あとは初期費用がかかりませんし、手を出しやすかったところも決め手の一つでしたね。

    初期費用0円かつ最短即日で導入していただけるほか、最低利用期間がありません。
    また設定方法はもちろん、運用のコツもしっかりアドバイスいたしますので、お気軽に申し込んでいただけます。

    『03plus』(株式会社グラントン)

    『03plusエンタープライズ』(株式会社グラントン)
    (画像引用:『03plus』株式会社グラントン

    『03plus』は、株式会社グラントンが提供するクラウドPBXです。

    ユーザー数5万以上をほこる人気のサービスで、大阪市でも導入されているなど、信頼性が高いのが特徴です。

    初期費用と基本料金・通話料が最大31日間無料になる「0円スタートプラン」を提供するなど、コスパにも優れています。

    料金

    『03plus』の料金は以下のとおりです。

    • 初期費用(税別):5,000円~
    • 月額料金(税別):基本料金980円~
    おすすめポイント

    『03plus』のおすすめポイントは以下のとおりです。

    コストをかけずに始められる

    前述の0円スタートプランのおかげで、通話料すら払わずに1ヶ月近くクラウドPBXを利用できます。
    また基本料金は月払いと年払いプランとがあり、年払いだと1ヶ月あたり1,200円の節約が可能です。

    10分かけ放題プランで通話料を節約できる

    ユニークなサービスとして、10分までの通話がかけ放題になるオプション機能を追加できます。
    発信が多い企業にとって、外線通話料を節約できてリーズナブルです。

    既存の固定電話番号引き継ぎに対応

    『OFFICE PHONE』と同じく、現在使用中の番号を継続利用できます。

    口コミ

    『03plus』の口コミ情報を見てみましょう。

    10分以内の通話が無料になるという点が魅力で、特にテレアポ架電の多い営業部隊では原則通話は10分以内という基準が徹底された結果、業務効率が向上した。

    やはり「10分かけ放題サービス」を、魅力を感じる意見が多く見られました。

    トラブル時のサポートについて、問題について利用者目線で状況を検討していただき、最適な解決方法を提示して頂くことができました。オペレーションエンジニアとサポート担当者とのつながりがしっかりとされているような印象を持ちました。

    サポート体制についてもヒアリングや応対が丁寧であったことが評価されています。
    クラウドPBX導入が初めての場合、いろいろ不安がつきものですが、このようにサポートがしっかりしていると安心です。

    基本IDと契約番号がセットで980円という料金の安さが、高評価を得ています。

    『MOT/TEL』(株式会社バルテック)

    MOT/TEL』(株式会社バルテック)
    (画像引用:『MOT/TEL』株式会社バルテック

    『MOT/TEL』は、株式会社バルテックが提供するクラウドPBXです。

    導入実績は2万7,000社を超え、静岡県庁や特許庁などの官公庁から上場企業まで、幅広いユーザー層から信頼を得ています。

    北は北海道から南は沖縄まで全国各地に拠点があり、電話だけでなく訪問によるサポートも迅速に行なっています。

    料金

    『MOT/TEL』の料金は以下のとおりです。

    • 初期費用(税別):29,800円~
    • 月額料金(税別):基本料金3,980円~
    おすすめポイント

    『MOT/TEL』のおすすめポイントは以下のとおりです。

    料金体系がシンプル&リーズナブル

    1内線ごとにライセンス料がかかるのではなく、20内線・50内線・100内線など、一定数の内線数がパッケージになった料金体系がシンプルで分かりやすいです。

    初期費用が約3万円かかりますが、20内線プランは1内線200円、100内線プランは1内線150円と、割安です。

    専用チャットなどの便利機能でテレワークを進めやすい

    無料チャット「MOT/Cha」を利用すれば、関係者間で、プライベートとは切り離したビジネスオンリーのコミュニケーションができます。

    さらに勤怠管理や有給申請・グループ内情報共有など、自宅や出先でも業務に役立つ機能を使えるため、テレワークにも向いています。

    状況に合わせて選べる2つのプランで、柔軟に電話環境を構築できる

    サービスは「03や06などの市外局番を取得できるプラン」と、「050番号を利用するプラン」に分かれています。

    前者は光回線を引いて固定電話番号を新規取得したり、既存の番号を引き継いだりする場合にニーズがあります。
    後者は光回線を引けない場合や050番号を取得したい場合に最適です。

    光回線の利用可否や取得したい番号の種類など、状況に応じてプラン選択できるのが便利です。

    口コミ

    『MOT/TEL』の口コミ情報を見てみましょう。

    オフィス移転と同時にMOT TELを導入しました。会社番号を変えずにクラウドPBXを導入できたので準備期間も短く、10日程度で本格的な運用を開始できました。オフィス移転後すぐにビジネスフォンを始動できたのは大きなメリットですし、MOT TELは業界最安クラスの価格なので予算内に収めることも可能でした。

    低コストな料金体系であることや、導入スピードの高さが高評価を得ています。

    コスパが良いわりに機能が多い。
    IP電話を利用するサービスでは1つのデータセンターが全ての通話を管理するため、通信や音質が問題として挙げられる場合もあるがMOT/TELではデータセンターを国内に複数設置していて地域ごとに管理される仕組みを採用。通話の音質が悪い、回線が途切れがちなど、コールセンターとして致命的な問題を解消している。

    音声品質に関しても、全体的にハイクオリティでポジティブな評価を獲得しています。

    『クラコール』(株式会社三通テレコムサービス)

    クラコールPBX(株式会社三通テレコムサービス)
    (画像引用:『クラコール』株式会社三通テレコムサービス

    『クラコール』は、株式会社三通テレコムサービスが提供するクラウドPBXです。

    毎月平均で100社の新規成約を得ている人気サービスです。

    継続利用率は99%と高水準であり、サービスに満足しているユーザーが多いことがうかがえます。

    料金

    『クラコール』の料金は以下のとおりです。

    • 初期費用:無料
    • 月額料金(税別):基本料金980円/1ユーザー(最大4,900円)、電話番号利用料金100円~/番号
    おすすめポイント

    『クラコール』のおすすめポイントは以下のとおりです。

    1ヶ月単位&1ユーザーから使えるため気軽に始められる

    6ヶ月契約や1年契約など、最低利用期間の縛りがありません。

    1ヶ月単位、しかも1人から契約できるため、小規模事業者にも向いています。

    6人以上のユーザーで使う場合にコスパが高い

    基本料金は1ユーザーあたり980円ですが、最大基本料金が4,900円であり、6人目のユーザーからは実質無料で使えます。

    10人で使えば1ユーザーあたりの基本料が490円となり、お得感が高いです。
    小規模事業にも向いていますが、従業員が多い企業にもおすすめします。

    秒課金プランで外線通話料を節約しやすい

    1分ないし3分の通話料金プラントは別に、1秒ごとに課金されるプランがあります。
    秒単位にカウントされることで、分を基準にするより低コストになりやすく、発信業務が多い企業に最適でしょう。

    口コミ

    『クラコール』の口コミ情報を見てみましょう。

    契約の制限がなく最少1人から利用できる。
    オフィスにかかってきた外線電話を自分のスマートフォン、パソコンでキャッチして対応することができてPBX製品の中では比較的低価格で契約制限も無し、通話中の音声途切れもほとんど起きることがなく回線も安定しています。

    ユーザー数や契約期間に縛りがない点が評価されています。
    通話音質に関しても、評判は上々です。

    “電話応答システムの基本的な機能が全部入っています。転送や保留の機能も多岐にわたっており必要な対応をほぼ全て網羅しています。利用可能な電話番号もほぼ全国的に使えます。”

    低コストでありながら、一般的な電話業務を行うのに十分な機能が提供されています。

    低コストであることで、品質には期待できないと感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、全体的に機能性や通話の安定性が高く評価されています。

    『ひかりクラウドPBX』(NTT東日本・NTT西日本)

    ひかりクラウドPBX
    (画像引用:『ひかりクラウドPBX』NTT東日本・NTT西日本

    『ひかりクラウドPBX』はNTT東日本・NTT西日本が提供するクラウドPBXです。

    通信会社の最大手によるサービスであるため、信頼性については群を抜いています。

    こちらのサービスには、一般的なクラウドPBXプランとは別に、24時間故障サポートやセキュリティ度の高いネットワーク利用などが含まれたパッケージプランがあります。

    料金

    『ひかりクラウドPBX』の料金は以下のとおりです。
    ※「ひかりクラウドPBX」プランの場合。

    • 初期費用(税込):基本工事費1,100円~、新設工事費1万4,300円~
    • 月額料金(税込):1万1,000円~
    おすすめポイント

    『ひかりクラウドPBX』のおすすめポイントは以下のとおりです。

    通信会社大手のサービスであるため安心感がある

    大手企業のNTT東西が提供するサービスであるため、品質に関しては圧倒的な信頼感があります。
    「クラウドPBXは気になるけど、名前が知られたベンダーでないと少し不安」という方にも安心です。

    既存PBX(レガシーPBX)との併用が可能

    「クラウドPBX導入にあたり、従来のビジネスフォンの設備も一緒に使いたい」という方もいらっしゃるでしょう。

    ひかりクラウドPBXでは、併用に必要な機器が用意されているため、既存設備を有効活用できます。

    休日や夜間などに起きる故障トラブルに対応してもらえる

    「まるらくオフィス」を利用すると、休日を含め24時間体制のレンタル機器故障時のサポートを受けられます。

    またNTTにいる通信のプロフェッショナルが、各種機器や接続に関する相談に丁寧に応じてくれるため、「分からないことがあればすぐに聞きたい」という方におすすめです。

    口コミ

    『ひかりクラウドPBX』の口コミ情報を見てみましょう。

    イニシャルコストが6万円以内、そしてランニングコストが25,000円。私がコンサルした会社で小規模の会社です!
    扱う商材は法人用の通信回線、法人相手で大切な商談が多くて音質の安定さは保証できます。ただし、ランニングコストが高いかとは思います。ただし営業成績をあげる会社には良いプロダクトだと感じます。

    『ひかりクラウドPBX』は、通信大手のサービスである分、音質のよさが魅力です。

    在宅勤務の増加に伴い、スマートフォンを内線化する必要がありました。いきなりクラウド化するのは少し不安ということで、段階的に移行しやすいひかりクラウドPBXを導入しました。最初の内は既存の設備を生かしながら、ケースバイケースでスマートフォンの内線を利用する形で上手く業務がまわりました。

    既存PBXと併用するサービスが提供されている点も、クラウドPBXの魅力。

    主装置やビジネスフォン端末を無駄にすることなく、クラウドPBXのサービスに流用できます。

    こちらの企業のように、NTTブランドに安心感を抱いている方にもおすすめです。

    クラウドPBXのサービスの選び方とは?5つの比較ポイント

    クラウドPBXの選び方

    クラウドPBXのサービスを選ぶときは、以下の5つの比較ポイントを意識しましょう。

    • 料金体系や運用コストが、自社の利用シーンに合っているか
    • ノイズや音の途切れなど、通話音質に問題がないか
    • 導入時や運用時のサポート内容が充実しているか
    • 利用したい電話番号の取得に対応しているか
    • 業務効率化に役立つオプション機能が利用可能か

    それぞれのポイントについて解説します。

    料金体系や運用コストが自社の利用シーンに合っているか

    1つ目の比較ポイントは、料金体系や運用コストが自社の利用シーンに合っているかです。

    クラウドPBXの利用には月額料金がかかるのが一般的ですが、料金体系はサービスにより異なります。

    サービスにより、基本料金のなかにまとまった数のIDが含まれているプランもあれば、基本料金と接続可能端末数(ID)が分かれている場合もあります。

    どちらの料金体系を選ぶこともできますが、社員あるいは端末の数によっては、似たようなプランでも金額に差が出るかもしれません。

    具体例として、以下の条件で考えてみましょう。

    • ベンダーAの料金:プラン1は基本料金5,000円(ID5つ込み)、プラン2は基本料金8,000円(ID8つ込み)
    • ベンダーBの料金:基本料金が3,000円で、ID1つごとに500円かかる

    仮にIDが5つほしい場合、ベンダーAのプラン1は5,000円で、ベンダーBは5,500円と少し高くなります。

    しかしID8つの場合、ベンダーAのプラン2は8,000円で、ベンダーBだと7,000円と安くなります。

    このように、使う端末数と料金プランにより金額に差が出ることがあるため、自社の利用シーンとよく照らし合わせることが大切です。

    ノイズや音の途切れなど通話音質に問題がないか

    2つ目の比較ポイントは、ノイズや音の途切れなど通話音質に問題がないかです。

    顧客と通話するさいに音質が悪いと、相手に悪い印象を与えてしまいます。

    コールセンターなど頻繁に通話をする部署がある企業であれば、クラウドPBXの音質には細心の注意を払わなければなりません。

    クラウドPBXのサービスを提供するベンダーは何社もありますが、すべてのサービスの音質が同じであるわけではありません。

    アナログ電話並みの優れた音質のサービスもあれば、音質が劣るサービスもあります。

    サービスの通話音質を知るには、導入前に以下の点を実践しましょう。

    ■トライアルに申し込んで音質をチェックする
    ほとんどのベンダーが、無料でサービスを試せるサービスを実施しているはずです。
    事前に体験することで、音飛びやノイズなどが発生しないか確認できます。

    ■総務省の品質基準をチェックする
    総務省は、IP電話事業者が提供するクラウドPBXの通話音質に関して格付けを行っています。
    クラスA・B・Cの3段階に品質を分けており、クラスAは最高位です。

    音質にこだわりたいのであれば、できればクラスA、最低でもクラスBのサービスを選ぶのがおすすめです。

    ただし、「Cの音質はひどくて使いものにならない」というわけではないため、トライアルに申し込んで大きな問題を感じなければ、ほかの比較ポイントと合わせて総合的に判断するとよいでしょう。

    クラウドPBXの通話音質については、以下の記事で詳しく取り上げています。

    【実録】クラウドPBXの音質は良い?悪い?通話品質改善の対策も解説

    導入時や運用時のサポート内容が充実しているか

    3つ目の比較ポイントは、導入時や運用時のサポート内容が充実しているかです。

    ITや電話サービスに詳しい社員がいる場合は別として、クラウドPBXを初めて導入する企業の場合、サポートが充実しているかどうかは大切な点です。

    サービスだけ提供して、導入時の注意点や手続き・サービスの使い方などについて丁寧に説明してもらえないとしたら、使いこなせるまでに時間がかかってしまうかもしれません。

    クラウドPBXの機能を最大限引き出すには、やはりベンダーからサポートが必要です。

    サポートが充実しているかどうか知るには、以下のことを確認しましょう。

    • 問い合わせ窓口に連絡して、サービスに関する説明を丁寧にしてくれるかチェックする
    • トライアルを申し込んで、担当者が分かりやすく体験方法を教えてくれるか確認する

    サポート内容は、設定や不明点についてのみのサポートや、24時間体制でトラブル対応するサポートなど、ベンダーにより変わります。

    必要なサポートの範囲をイメージして、しっかりフォローしてもらえそうかを事前に確認しましょう。

    利用したい電話番号の取得に対応しているか

    4つ目の比較ポイントは、利用したい電話番号の取得に対応しているかです。

    クラウドPBXで取得できる番号は以下のとおりです。

    • 固定電話番号(03や06などの市外局番で始まる番号)
    • 050番号

    ベンダーによっては、050番号は取得できても固定電話番号は取得できないといった場合もあります。

    一般に固定電話番号は050番号より社会的信用性が高いため、固定電話番号を取得したいと思う企業は少なくないでしょう。

    ベンダーを選ぶときは、取得可能な番号の種類を必ずチェックしましょう。

    また固定電話番号については、いま企業で使っているのと同じ番号を引き継げる場合と、引き継げない場合とがあります。

    既存の番号を引き継げず新規の番号を使うとなると、顧客や取引先に番号変更を周知したり、旧番号が記載された資料やWebページなどをすべて変更したりと、手間がかかります。

    既存の固定電話番号を継続利用したい場合も、必ずそれが可能かどうか確認しましょう。

    クラウドPBXと固定電話番号の関係については、以下の記事も参考になります。

    クラウドPBXで固定電話番号をそのまま使う方法|LNPの条件とは

    業務効率化に役立つオプション機能が利用可能か

    5つ目の比較ポイントは、業務効率化に役立つオプション機能が利用可能かです。

    クラウドPBXの主な特徴は、どこからでもクラウド上の主装置にアクセスして電話業務ができることですが、別の特徴として、便利なオプション機能があります。

    クラウドPBXでは、スマホやタブレット・PCなどに専用アプリをインストールし、そこから発着信を行います。

    ベンダーにより異なりますが、専用アプリには、業務を効率化するさまざまな便利機能が搭載されていることが多いです。

    たとえばネットFAXを使うと、メール感覚でFAXの送受信ができます。

    FAX機器がなくても、相手が送ってきたFAXをスマホで確認したり、スマホから相手にFAXを送ったりすることが可能です。

    この機能を使えば、FAX機器を購入する必要がなく、紙やトナーなど消耗品にかかるコストも削減できます。

    ほかにも、CTI(顧客情報表示)やグループウェアなど、多種多様な機能が存在します。

    「発着信などの基本機能に加えて、業務効率化に役立つほかの機能も使いたい」という方は、専用アプリにどのようなオプション機能があるかをご確認ください。

    まとめ

    クラウドPBXのおすすめをランキング形式でご紹介しました。

    ランキングに出てきたサービスと自社のニーズを照らし合わせながら、もっとも利便性が高いサービスを選んでみてください。

    比較検討する際には、解説した5つの比較ポイントも参考にしてください。
    また弊社の『OFFICE PHONE』では、随時お客さまからのトライアル申込みを承っております。

    音質・アプリの使い勝手・担当者の対応などをチェックできるため、導入時の判断材料としてお役立てください。

    設定時間はわずか5分ほどです。

    ぜひ一度、以下の申込みフォームより、お気軽にお申し込みください。

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