クラウドPBXについて知ろう

クラウドPBXの料金比較！格安・最安のメーカー【TOP5】徹底解説！

クラウドPBXの導入にあたり、「料金」を重視されている方も多いでしょう。

格安・最安を謳うサービスも数多く存在しますが、中には次のような疑問をお持ちの方もいらっしゃるはずです。

そこで本記事では、自社に最適なクラウドPBXを低コストで導入できるよう、格安・最安のサービス5社と選び方のポイントを徹底解説します。

導入にあたり、料金面でお悩みのご担当者さまはぜひ最後までご覧ください。

クラウドPBXとは？まずは基本を解説

格安・最安のサービスをチェックする前に、クラウドPBXの仕組みについて確認しておきましょう。

クラウドPBXが従来のビジネスフォンと違う点のほか、メリット・コストについてご紹介します。

ポイントをおさえて各サービスを比較できるよう、ひと通り確認しておきましょう。

クラウドPBXの仕組みとビジネスフォンとの違い

クラウドPBXは、社内電話の内線化や外線の振り分けなどを可能にする「主装置（PBX）」を、クラウド上に設置したものです。

そのため、従来のビジネスフォンのように、ビジネスフォンとして使いたい電話機と主装置を回線でつなぐ必要がなくなります。

サーバーにアクセスができれば、スマホ・タブレット・パソコンなど、さまざまなデバイスをビジネスフォンとして活用可能です。

つまり、インターネット環境を利用できる状況なら、いつどこにいても会社番号で電話の受発信が可能になるシステムと言えます。

クラウドPBXの基礎知識や仕組みは、以下の記事で詳しく解説しています。

【簡単図解】クラウドPBXとは？特徴・メリット・料金を徹底解説

クラウドPBXを導入するメリット

クラウドPBXの主なメリットは、以下の5つです。

クラウドPBXを導入する最大のメリットは、スマホをはじめとした各デバイスを内線化でき、いつどこにいても会社番号の電話を受発信できることです。

この機能によって、在宅コールセンター（テレワーク）の実現や、業務効率の向上・転送通話料のコスト削減が可能になります。

クラウドPBXを導入するメリット・デメリットについては、以下の記事でも解説しています。

クラウドPBXのメリット・デメリットを解説｜失敗事例と対策も公開

クラウドPBXの導入費用・ランニングコスト

クラウドPBXの導入・運用にかかるコストには、初期費用（導入費用）とランニングコストの2種類があります。

従来のビジネスフォンよりも低価格で導入できるかわりに、ランニングコストが発生する点に注意が必要です。

またクラウドPBXは、メーカー・ベンダーによって料金体系が大きく異なる点に注意しましょう。

単に「初期費用がかからないから」「月額料金が安いから」だけで導入するクラウドPBXを決めるのは、おすすめしません。

そのクラウドPBXで利用できるサービス内容を比較・検討し、必要な機能をつけた場合のコストをもとに判断しましょう。

格安クラウドPBX5社を徹底比較｜特徴・料金・おすすめポイント

クラウドPBXの仕組みとコストについて大まかに把握したところで、実際に、格安のクラウドPBXサービスを5社ご紹介します。

まずは基本的な初期費用・ランニングコストをまとめた表で、概要をひととおり確認しておきましょう。

サービス名	初期費用	ランニングコスト	オプション機能
OFFICE PHONE	2万4千800円 ※キャンペーン適用で0円	月額料金3千400円～ ライセンス料金98円～／端末1台	8種類
クラコールPBX	0円	サービス基本料980円／月額・1ユーザー	4種類
Good Call	1万円／契約	基本料金5千円／月額 1アカウント4千円／月額	26種類
MOT／TEL	2万9千800円～（税抜）	3千980円～（税抜）／月額	7種類
トビラフォンcloud	3万3千円	3千300円／1セット	複数

【OFFICE PHONE】高品質のクラウドPBXを業界でも格安の価格で使える

『OFFICE PHONE』は、初期費用がキャンペーン適用で無料になる、格安のクラウドPBXです。

ランニングコストとして「月額料金」と「ライセンス料金」の2つのコストがかかるため、高いと思われるかもしれません。

しかし『OFFICE PHONE』では無料で使えるオプション機能も豊富にそろっており、自社の業務内容にあわせて、格安で運用できるでしょう。

また導入実績累計2万社・開発研究19年の実績があり、音声品質についても安心して利用できるクラウドPBXと言えます。

高品質のクラウドPBXを業界でも格安の料金設定で使いたい場合は、まずチェックしておくべきサービスです。

OFFICE PHONEの基本情報
初期費用	2万4千800円 ⇒キャンペーン適用で0円
ランニングコスト	・月額料金3千400円～ ・ライセンス料金98円～／端末1台
オプション	【無料オプション】 ・タブレット受け付けシステム ・ネットFAX ・CTI（顧客情報表示） ・名刺管理 ・グループウェア機能 【有料オプション】 ・通話録音機能 ・クラウド勤怠管理システム ・IVR（自動音声対応）

詳しくはこちら：『OFFICE PHONE』

【クラコールPBX】6人目以降の基本料金は無料の格安クラウドPBX

（画像引用：クラコール）

クラコールPBXも、初期費用無料で導入できるクラウドPBXサービスです。

特徴的なのは、サービス利用料について「6ユーザー以降は無料」という上限がある点。
6人以上の人数でクラウドPBXを使いたい企業さまにとって、特にお得に運用できるクラウドPBXのひとつと言えるでしょう。

ただし、フリーダイヤル以外の番号の引き継ぎは基本的にできないほか、電話番号利用料がかかる・無料のオプション機能はないといった点に注意が必要です。

自社に必要な機能をあらかじめ決めておき、オプション料金を含めたコストで検討する必要があります。

クラコールPBXの基本情報
初期費用	0円
ランニングコスト	サービス基本料：980円/月額 1ユーザー （※6ユーザー目以降は無料・月額最大4千900円）
オプション	【有料オプション】 ・通話録音機能 ・留守番電話サービス ・カスタマイズ音声 ・IVR（自動音声応答）

詳しくはこちら：クラコールPBX

【Good Call】豊富なオプションを無料で利用できる格安サービス

（画像引用：Good Call）

Good Callは、クラウドPBXと、CRM・CTI・SFAの機能がセットになったサービスです。

一見システム利用料が高いように思えるものの、豊富なオプションが無料で使えるため、高い利便性があります。

合計26種類の「オプション機能」が無料・標準搭載されていることで、トータルコストで見れば非常に格安と言えます。

機能性の高いクラウドPBXを、できるだけ安く導入したい場合にぴったりです。

Good Callの基本情報
初期費用	1万円／契約 ※10内線以上は割引対象
ランニングコスト	・基本料金5千円／月額 ・1アカウント4千円／月額
オプション	・IVR（自動音声応答） ・ACD（自動着信振分け） ・キューイング（待ち呼） ・全通話履歴・録音 ・ほか22種類（各種無料）

詳しくはこちら：Good Call

【MOT／TEL】ライセンス料金不要・小規模から大規模まで対応できるクラウドPBX

（画像引用：MOT／TEL ）

MOT／TELは、内線ごとのライセンス料がかからない、格安のクラウドPBXです。
利便性が高く、最安のプランでも9種類以上の機能が搭載されています。

導入規模によってプランが決まっており、なかには複数拠点で使えるプラン・最大で千内線まで追加できるプランも。

小規模から大規模まで、企業の規模を問わず格安で利用できるクラウドPBXと言えるでしょう。

現在利用している電話番号も基本的に引き継げるため、番号を変えたくない場合も安心です。

MOT／TELの基本情報
初期費用	2万9千800円～（税抜）
ランニングコスト	3千980円～（税抜）／月額
オプション	・通話録音/受付システム ・電話代行/アナログFAX連携

詳しくはこちら：MOT／TEL

【トビラフォンcloud】オプション機能がすべて無料で使える格安クラウドPBX

（画像引用：トビラフォンcloud）

トビラフォンcloudは、セット販売されているクラウドPBXサービスです。
申し込みをしてアプリを入れるだけで、手軽に導入できます。

「未登録の電話番号も自動識別可能」「迷惑電話は自動ブロック」などの機能が標準で備わっているため、いたずら電話に悩まされることもなく安心です。

初期費用	3万3千円
ランニングコスト	3千300円／1セット 【セット内容】 ・外線電話番号数1番号 ・外線同時通話数2ch ・内線番号数2番号
オプション	・留守電/留守録 ・部署/チームごとの番号の紐付け ・通話の自動録音　など

詳しくはこちら：トビラフォンcloud

格安のクラウドPBX選びで失敗しないためのポイント

できるだけ格安でクラウドPBXを導入したいときは、初期費用だけでなくランニングコストもあわせて考慮する必要があります。

そこでここからは、コストを重視してクラウドPBXを選ぶときのポイントを、3つご紹介します。

基本的なクラウドPBXの選び方は「【初心者向け】PBXとは？図解で分かる違い・機能・種類・選び方」で解説しているため、気になる方はあわせて確認しておきましょう。

必要なオプション機能をつけた総額を比較する

自社の業務内容や利用方法によっては、クラウドPBXに求める機能も異なるはずです。

もし機能の内容ではなく初期費用・ランニングコストだけを見て利用するサービスを決めれば、必要な機能を使えず業務効率が低下します。

さらにオプション料金がかかってしまい、結果的にコストがかさんでしまう恐れもあります。

そのため、必要な機能をオプションで付けた場合の総額を算出して、各サービスを比較することが大切です。

クラウドPBXは、各メーカー・ベンダーにより、基本機能に含まれる機能のラインナップが異なります。

「どの機能が欠かせないのか」「どのクラウドPBXならその機能を格安で使えるのか」をおさえ、チェックしましょう。

実際にかかるトータルコストを比較する

クラウドPBXサービスは、さまざまな料金体系のものが混在しています。
たとえば、以下のようなケースも珍しくはありません。

そのため導入するサービスを決めるときは、初期費用と1か月の利用料金だけではなく、1年~3年の長期的なスパンでコストを算出するのがおすすめです。

料金シミュレーション・無料見積もり・相見積もりなどを活用し、まとまった期間にかかる総額で比較・検討しておきましょう。

選び方に悩んだら低価格・高品質の『OFFICE PHONE』がおすすめ

おすすめの格安クラウドPBXを5社厳選してご紹介しましたが、いずれのサービスにも魅力的なメリットがあり、悩んでいる方も多いはずです。

1社に決めきれない場合は『OFFICE PHONE』から順に、資料請求や無料トライアルを試してみましょう。

『OFFICE PHONE』は、サービス提供19年・累計導入社数2万社の実績を持つ安心のクラウドPBXサービスです。

ビジネスフォンは通話音質が重要なサービスとなるため、回線・通信が安定しない事業者を選ぶと、導入して後悔する場合も。

その点『OFFICE PHONE』は、格安ながら特に安心して活用できます。

気になる方はぜひ『OFFICE PHONE』からご確認ください。

まとめ

クラウドPBXサービスには、初期費用無料・月額料金が安いなど、格安のサービスが数多くあります。

なかには『OFFICE PHONE』や『クラコールPBX』など、低価格で多機能のサービスを使えることも大きなメリットになるでしょう。

ぜひこの記事でご紹介したクラウドPBXをチェックし、自社にとって最安で利用できるクラウドPBXサービスを見つけてください。